Calcio Nativa BLOG.

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頑固だった自分が、周りのアドバイスを聞くようになったきっかけ。@オンラインサッカースクール

頑固な自分

 

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皆様、こんにちは&こんばんは!
オンラインフットボールスクール
『CalcioNativa』代表のうめコーチです!

 

恥ずかしながら私は、
20歳頃まで、『自分の考えが正しい。』と考えることが多くあり、
周りからの意見やアドバイスを、あまり取り入れることなく、過ごしていました。

 

しかし、20歳くらいの頃に、
『自分がいつも正しいわけではない。』
ということを、1人の親友が教えてくれました。

 

そのことがきっかけで、
頑固だった私が、周りの声に耳を傾けるようになりました。

 

今回は、そんなきっかけをくれた、
親友とのお話です。

 

Youtubeはコチラ↓​

 

★『自分がいつも正しいわけじゃないかもしれない。』
と思わせてくれた親友とのエピソード


 

ある冬の、寒い夜のことでした。
私は、親友と、後輩の誕生日をお祝いするために、
後輩の家へ行くことになりました。

 

私とその親友はコンビニで待ち合わせをしていたので、
とりあえず、温かい飲み物を買って、
飲みながら歩いて向かうことにしました。

 

後輩の家までは、徒歩30分くらいのところにあったため、
家に着くころには、飲み物が残り僅かとなっていました。

 

後輩の家の付近まで来たところで、
最後の自動販売機を通り掛りました。

 

親友から、
『後輩の分の飲み物も買っていこう。』
という提案がありました。

 

親友は、自動販売機へお金を入れながら、
『早くお前も選べよ。』
と、私にも1本買うように促してきました。

 

確かに残りは僅かでしたが、
まだ残ってはいたため、
『まだ残っているし、いらないよ。』
と返しました。

 

その私の返答に対して放った親友の一言に、
私は衝撃を受けました。

 

 

 

親友が私に放った一言とは、
『そういう意味じゃないよ。
自分たちが、残り少ない、冷めた飲み物を持っていたら、
後輩も自分だけ新品は飲み辛いだろう。』
と言ったのです。

 

私は、衝撃を受けました。

 

なぜなら、私はそれまで、
『優しさに関しては、自分の右に出るものはいない。』
と考えていたからです。
(とてもお恥ずかしいお話です...)

しかし、親友の一言を聞いて、
『自分には思い浮かばない優しさがあった。』
ということを思い知らされました。

 

当時の私は、『優しさ』に関しては、
本当に自信を持っていたため、
自分が自信を持っている分野において、
上がいるということを痛感させられた私は、

 

『きっと、優しさ以外に関しても、
自分とは違った角度で物事を捉えられている人がいる。』


と考えるようになりました。

 

それ以降、
アドバイスをいただいた時には、
『そんなわけない!』と決めつける前に、
一呼吸おいて、
『この人は、自分とは違った経験をしてきている。
だから、今の私には見えていないことがあるだけかもしれない。』
と考えられるようになりました。

 

そのおかげで、以前よりもずっと、
周りの声に耳を傾けられるようになり、
様々なことにおいて、結果が出るようになっていきました。

 

確かに、自分に自信を持つことは、
とても重要なことではあると思います。

 

しかし、だからといって、
誰のアドバイスも受け入れないというのは、
すごくもったいないことだと、今では感じています。

 

サッカー選手としてもそうですが、
成長していくために必要な姿勢を与えてくれた親友には、
いまでも感謝しています!

 

以上、

『頑固だった私が、周りの声に耳を傾けられるようになったきっかけ』というお話でした!

 

少しでもあなたのヒントになれば幸いです^^

お読みいただき、ありがとうございました!

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★メインコーチを務めるうめコーチ
プロサッカー選手、プロフットサル選手を目指して、
合計15年間ボールを蹴り続けてきました。
15年の間には、上手くいかないことも多くありましたが、
『そんな自分だからこそ、伝えられることがある。』
という想いを持って、現在は指導に携わっております。

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試合中にベストな判断が出来る力を育む、親・指導者の接し方!@オンラインサッカースクール

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今回は、サッカー指導者、

池上 正さんの著書、

『叱らず、問いかける』

~子どもをぐんぐん伸ばす対話力~

から学んだサッカー上達のヒントについて、

お話をさせていただきます。

 

Youtubeはコチラから↓

www.youtube.com

 

★Amazonで購入はコチラ!

 

池上正さんは、

これまでに、

ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガF.C.などのJリーグのクラブで育成携わっていたり、

 

ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト、

『サカイク』というサイトの中で、

あなたが変われば子どもは伸びる!

[池上正コーチングゼミ]

という連載を持っていたりと、

主に、ジュニアと呼ばれる小学生年代の指導に精通している指導者になります。

 

本書、『叱らず、問いかける』は、

そんな池上正さんが、

これまでの指導の中で感じた、

『子供への接し方』について書かれている本になります。

 

そんな中でも今回は、

本書から得た、

『試合中にベストな決断が出来る力を育む、親・指導者の接し方』

というサッカー上達のヒントについて、

ご紹介させていただきます。

 

『試合中にベストな決断が出来る力を育む、親・指導者の接し方』

 

まず、結論からお伝えしますと、

『試合中にベストな決断が出来る力を育む、親・指導者の接し方』とは、

ズバリ、『叱るのではなく問いかけるという接し方』です。

 

なぜ、問いかけるという接し方が、

『試合中にベストな決断が出来る選手を育てる親・指導者の接し方』

なのかというところは、

後ほどお伝えするとして、

まずは、『問いかける』という接し方について、見ていきましょう。

 

★『問いかける』という接し方

 

タイトルにもあるように、

著者の池上さんは、本書の中で、

『叱るのではなく、問いかける』ということの重要性を、

述べています。

 

『問いかける』という接し方に関して、

言葉から、イメージが湧くかと思いますが、

本書での具体例なども踏まえて、

ご紹介させていただきます。

 

池上さんは、クラブの地域貢献の一環として、

小学校の巡回指導などをしていたそうですが、

子どもたちが、なかなか話を聞いてくれない、

ということがあったそうです。

 

そんなとき、池上さんは、

『静かに話を聞け!』と叱るのではなく、

『池上コーチが一生懸命話しをしているのに、

どうして聞いてくれないのかな?

このままで良いのかな?』

という風に問いかけたそうです。

 

すると、騒がしくしていたメンバーの一人から、

『変わったほうが良いと思う。』という意見が出てきたそうです。

 

これが、

『問いかける』という接し方の一例になります。

 

ここまでの『叱るよりも問いかける方が良い』というお話は、

あなたも、肌感覚でなんとなく理解が出来る部分ではないかなと思います。

 

ここで、梅コーチ自身の経験も踏まえ、

『問いかける』ということを深堀していきたいと思います。

 

★『問いかける』のポイント

 

先ほどご紹介した一例のエピソードの中で、

私がポイントだと感じたのは、

叱るのではなく、問いかけたことで、

“子どもたちの考え方が変わった”のではなく、

『自分たちで考え始めた』ということが、

ポイントだと感じました。

 

『話を聞け!』と伝えてしまうことは、

『話を聞いた方が良い。』という

正解らしい答えを無理矢理押し付けていることになります。

 

一方、

『どう思う?どうしたら良いと思う?』

と問いかけることは、

正解がなんなのか、子どもたち自身に考えさせています。

 

この、『自分たちで考える』というところが、

『問いかける』という接し方のポイントであると考えています。

 

問いかけることの目的は、

『その方が言うことを聞きますよ。』ということではなく、

重要なのは、

『自分たちで考えて、答えを出す。』

という習慣が養われるところです。

 

しかし、この『問いかける』ということを少し勘違いして、

『はいはい、質問して自分の口で言わせればいいんでしょ。』

というように、

自分たちが既に用意している答えに誘導することが目的である。

という認識をされている方がいらっしゃるかと思います。

この場合は、表面的には同じ、問いかけているようでも、

実際には『叱る』のとあまり変わらず、

『問いかける』の本当の効力が発揮出来ていません。

 

自分たちが既に感じている答えへ導こうというスタンスではなく、

子どもたちに考えてもらおうというスタンスがなければ、

『問いかける』ことの本当のパワーは発揮されません。

 

自分も別に正解を知っているわけではない、

答えを一緒に見つけたいから、どう考えているか教えてほしい。

という、子どもたちに考えてもらおうというスタンスで、

『問いかけて』いくと、

コーチたちが考えていたこととは違う答えが返ってくることもあるかと思います。

 

先程の例では、1度の問いかけで、

子どもたちが出した答えと、

池上さんが感じていた答えが、

『コーチの話をしっかりと聞こう。』

ということで、たまたま同じでしたが、

『しっかりと問いかける』ことが出来ていれば、

同じにならないことも、合って当然だと思います。

 

しかし、これこそが、『問いかける』ことの正しい形だと感じました。

 

ここでさらに、具体的にどうすれば、表面的な問いかけにならないか、

という梅コーチ的な補足を、2つご紹介させていただきます。

 

★『問いかける』パワーを最大限発揮させる重要な2つのポイント 

 

一つ目は、“普段からリスペクトを欠かない。 “

ということです。

 

普段からリスペクトを欠いた対応をしていたり、

常に上下関係を引いてしまっていては、

相手は、『その人が求めている答え』を言おうとします。

普段から、常にリスペクトを忘れないということが、

『問いかける』ことの効果を発揮させてくれると考えています。

 

二つ目は、

問いかける前に、

あなたの力を借りたいということが伝わる一言を添えることです。

 

先ほど、ご紹介した、

『コーチの話を聞かない時』という例でいうと、

 

『どうしたらいいと思う?』と問いかけるだけでも、

叱るよりも充分効果的だと思いますが、

『コーチは皆で楽しい時間を過ごしたいと思っているんだけど、

このままでは皆がルールを理解しないままスタートして、

つまらない時間になってしまう。

皆がルールをしっかりと理解するために、いい方法はないかな?』

というように、

今、自分が困っているという状況を伝え、

あなたの力を使って助けてもらいたい、という姿勢を示すことで、

『求められている答え』ではなく、

『自分たちで答えを考える』ことに繋がります。

 

以上、2つの補足、

  • 普段からリスペクトを欠かない。
  • あなたの力が借りたいという一言を添える。

を意識していただくことで、

『問いかける』ことの効力は、より発揮されると思います。

 

★サッカーにおいて、『自分で考える力』はとても重要。

 

ここで、サッカーに話を移します。

当然ではありますが、

サッカーは、監督ではなく、選手がプレーします。

試合中、監督から指示を受けてから動いたのでは遅いという場面もあったり、

ピッチの中でしか感じられないことというのが多くあります。

そんなサッカーにおいて、

瞬間瞬間、自分自身で考え、判断していけるという能力は、

とても重要です。

 

そういった意味で、

『自分で考える能力』を養うことが出来る、

『叱るのではなく、問いかける』という接し方は、

『試合中にベストな決断が出来る力を育む、親・指導者の接し方』だと感じました。

 

このような、『問いかける』ことの重要性については、

前回ご紹介させていただいた、

久保建英選手のお父様、久保建史(くぼたけふみ)さんが書かれた本、

『おれ、バルサに入る!』の中でも述べられていました。

 

久保建英選手のお父様も、

様々なことを問いかけることで、

『考えさせる』ということを大切にしていたそうです。

 

怒鳴る保護者や、指導者がいる理由は、

『あいつは叱ったほうが伸びる』

『ほめるとつけあがる』

など、様々な考えが理由になっていると思います。

 

しかし、叱るということは、

答えを押し付けることです。

 

大人が子供たちに対して、

あたかも正解かのように、答え押し付けてしまっては、

考える習慣がなくなり、

子どもたちの持っている可能性は、制限されてしまいます。

 

特にサッカーや子育てに関しては、

数学などと違い、

いつも決まりきった正解というのはない。

と私は考えています。

 

サッカー選手としては、

その状況時々で変わる正解を導き出すために、

状況を一番理解している自分自身が考える。

ということがとても重要です。

 

以上、うめコーチが、

『叱らず、問いかける』を読んで学んだ、

『試合中にベストな決断が出来る力を育む、親・指導者の接し方』とは、

『叱るのではなく問いかける接し方』というヒントについて、

お話をさせていただきました。

 

本書は、

サッカーをしているお子さんに限らず、

全てのお子さんに対して通ずる内容になっているため、

保護者・指導者の方にとっては、

とても参考になる1冊だと感じました。

 

ご興味がある方は、ぜひ一度、

読んでみてください^^

 

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記事をお読みいただき、ありがとうございました!

 

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久保建英選手のご家族に学ぶ、”夢”を具体的な行動に置き換えることの重要性!-オンラインサッカースクール

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皆様、こんにちは!

 

プロサッカー選手を目指して15年間ボールを蹴り続け、

現在はオンラインフットボールスクール、

『CalcioNativa』の代表として活動しているうめコーチが、

本から学んだサッカー上達のヒントを発信させていただきます!

 

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今回は、日本サッカー界の至宝とも呼べる存在、

久保建英選手のお父様、久保建史(くぼたけふみ)さんが書かれた本、

『おれ、バルサに入る!』を読んで学んだ、

サッカー上達のヒント、

“夢を叶えるために重要なこと”について、

ご紹介させていただきます。

 

Youtubeでも解説しています!↓

www.youtube.com

 

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久保建英選手について

 

2020年現在、18歳の久保建英選手は、

若くして、既に実績が豊富です。

Jリーグ最年少出場記録を樹立、

日本代表経験もあり、

2019年の6月には、世界的名門である、

スペインのレアルマドリードへ移籍。

などなど、挙げればキリがないほどの実績があるのですが、

 

久保建英選手の名前が世界に知れ渡ったのは、

なんといっても、10歳でバルセロナの下部組織に入団し、

エースナンバーの10番を背負って活躍していたというエピソードだと思います。

 

本書、『おれ、バルサに入る!』では、

久保建英選手がバルセロナに入団するまでの流れの中で、

久保家の子育てに対する考え方、

サッカーの練習の仕方などが具体的に書かれている本になります。

 

私うめコーチ自身は、『選手』という過去と『指導者』という現在があるので、

両方の立場に立って本書を何度も読んできたのですが、

本当に参考になる箇所が多くある1冊でした。

 

そんな中でも今回は、

“夢を叶えるために重要なこと”というヒントについて、

お話させていただきます。

 

・『おれ、バルサに入る!』を読んで学んだ、夢を目標に置き換えることの重要性

 

まずは、結論からお伝えいたします。

私うめコーチが本書から学んだ『夢を叶えるために重要なこと』とは、

 

『夢を目標に置き換えること。』です。

 

ここで一つあなたに質問なのですが、

『夢』と『目標』の違いは何?と聞かれたら、

説明できますか?

 

もちろん、この答えには正しい答えというのは無いかと思いますし、

人それぞれニュアンスが異なる言葉かとは思います。

 

ちなみに私うめコーチ自身は、本書を読む前まで、

夢という言葉と、目標という言葉をしっかりと区別はできておらず、

曖昧に使っていました。

例えば、自分自身の夢を聞かれても、目標を聞かれても、

いつも、

『自分らしく生きていける人が増えるサポートをすること!』

という風に答えてきました。

 

私のように、

夢と目標がごっちゃになっている!という方は、

意外と多いのではないでしょうか。

 

しかし、本書を読んでからは、

『夢』という言葉と、『目標』という言葉の区別をつけることが出来ました。

 

『夢』と『目標』という言葉の違いは、

夢=状態や結果

目標=具体的な行動

であるということを学びました。

 

そして、夢を叶えるためには、

『夢を目標に置き換えること。』、

つまりは、具体的な行動に置き換えることがとても重要だということも学ぶことが出来たので、いまから分かりやすくお伝えさせていただきます。

 

・夢を具体的な行動に置き換えて、バルセロナへの入団を勝ち取る!

 

久保選手が、『バルセロナに入りたい』と初めて言ったのは、

小学校1年生・6歳の時だったそうです。

久保選手のご両親は、この言葉を『ただの幼い子供の夢』で終わらせず、

自然と、『やってみよう!』という考えにいたったそうです。

 

バルセロナに入団する!』というのは、

当時は日本で初の試みだったということもあり、

まずは、どのような方法があるのかということから始めたそうです。

 

バルセロナに入団する!』=何をすればいいの?

という状態では、それはあくまでもただの夢でしかなく、

具体的な行動に置き換えることで、目標へと変わります。

 

久保選手のお父さんは、

ブログなどWebに書かれている情報を集めるところから始めて、

バルセロナに入団する方法』を明確にしていったそうです。

いくつかの方法が見つかっていく中で、タイミングなどを考慮して、

バルセロナのスクール選抜に入り、国際大会に出て活躍すること。

そのためにまずは、日本で開催される

バルセロナキャンプに参加できる選手になること。』

という風に、『バルセロナに入団する』という夢を、

具体的な行動へと置き換えていったそうです。

 

この、久保選手のお父さんが取り組んだ作業というのが、

『夢を目標に置き変える作業』ということです。

 

夢が具体的な行動ベースで理解できていない状態というのは、

例えるなら、『姿が見えない敵と戦っている』ようなものです。

 

なのでまずは、

久保選手のお父さんが、

バルセロナに入団する!』という目標を、

バルセロナのスクール選抜に入り、国際大会に出て活躍すること。』

という具体的な行動の目標に置き換えたように、

『見えていない敵を、見えるようにする作業』がとても重要になります。

 

日常でよくある例としては、

学生の方であれば、

『〇〇大学へ入学したい!』⇒「何の教科で何点以上取る!」

社会人の方であれば、

『昨年より売上を上げたい!』⇒「何を何個売る!」

ダイエット中の主婦の方であれば、

『〇〇Kg痩せるたい!』⇒「一日何分運動する!」

というように、

”夢”を”具体的な行動に置き換える”作業は、

夢を叶える確率を格段に上げてくれる、

とても重要な作業だと感じました。

 

さらに補足として、

久保選手のお父さんは、

目標を分析し、細分化していき、

日々の具体的な行動へと落とし込んでいったそうです。

 

雑誌などの情報や、

日本人のバルセロナの関係者と直接話をしたり、

日本で行われていたバルセロナキャンプを見学に行ったりと、

バルセロナ好みの選手がどのような選手なのか。』

という情報を集め、久保選手との練習の中に落とし込んでいったそうです。

そして、『バルセロナ好みの選手になるための練習』という具体的な行動をした結果として、

久保選手は見事、バルセロナ入団を勝ち取ったのです。

 

・まとめ

もちろん、こういった作業を経ていなくても、

100%夢が叶わないとは思いません。

 

目隠しをした状態でも、

がむしゃらに武器を振り回していった結果、

たまたま相手の急所に攻撃が当たるということは、

あるかと思います。

 

しかし、夢を目標に置き換えること、

つまりは、『具体的な行動』に置き換えることで、

夢が叶う確率は、各段に上がるのではないかと感じました。

 

人生という限られた時間の中で、

必ず夢を叶えたいと考えているのであれば、

『夢を目標に置き換える』という作業は、

とても重要なだと感じました。

 

夢を目標に置き換える、

つまりは、具体的な行動に置きかえて、

さらに、目標を分析し、細分化していき、

日々の具体的な行動へと落とし込んでいく。

という作業は、

久保選手たちのように、日本人初の試みをするときにだけ大事なのではなく、

“常に”大事なことだと感じました。

目標が達成出来るか出来ないかを分けるのは、

この部分がとても大きな要素なのではないかと感じました。

 

以上、うめコーチが、

『おれ、バルサに入る!』を読んで学んだ、

“夢を叶えるために重要なこと”

それは、『夢を目標に置き換えること』というヒントについて、

お話をさせていただきました。

 

本書は、

サッカーをしているお子さんがいらっしゃる方はもちろん、

お子さんがサッカーや、スポーツをしていないとしても、

サッカー面以外での子育て論にも触れている個所もあり、

保護者・コーチの方にとっては、

とても参考になる1冊だと感じました。

また、具体的な練習メニューなども書いてある為、

自分自身が上を目指している現役選手の方にとっても、

成長のヒントが発見できると思います!

 

Amazonのリンクを張っておきますので、

ご興味がある方は、ぜひ一度、

読んでみてください^^

 

ブログをお読みいただき、ありがとうございました!

 

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現状に不満を感じている時の乗り越え方-神奈川・サッカー個人指導受付中。

 

この

記事を読めば・・・

 

★現状に不満を感じている時の乗り越え方が学べます!

 

-

 

『なんで自分が試合に出られないんだろう・・・』

 

私も選手として活動していた当時は、

所属していたチームの環境の不平不満ばかりを口にしていました。

『監督が他の選手をひいきばかりしている、

自分の方が活躍しているのに他の選手はもっと良い待遇を与えてもらっている...』などなど、

とにかく愚痴ばかりこぼしながらプレーしていたました。

 

そんな時に、サッカー日本代表長友佑都選手の『上昇思考』という本に出会い、とても感銘を受けました。

私はこれまで多くのアスリートの本を読んできましたが、

現役時代に最も影響を受けた本は間違いなくこの本です。

 

上昇思考幸せを感じるために大切なこと

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長友選手といえば、高校時代から全国大会に出るほどの実力者ではあったものの、

大学サッカー部時代には腰のケガなどもあり、チームの応援団として太鼓を叩いていたという有名な話です。

 

そこからケガを克服し、プロになり、日本代表になり、

現在も海外の名門チームでとても愛されながらプレーを続けているという稀なストーリーから、

サッカー界では人間力も超一流ということで有名な選手です。

 

この『上昇思考』という本は、目から鱗!みたいな新しい要素はあまりないのですが、

「色々な成功者の本の中に共通して出てくる、当たり前かもしれないけど大切な内容」が、

長友選手の実体験に基づいて、分かりやすい言葉でまとめられている、

長友選手の人間力が詰まった1冊です。

 

今自分が置かれている環境に不満を感じているあなたが、

この『上昇思考』を読んだら、このような考え方を持てるでしょう。

 

・今の状況はすごくありがたいことだと気が付くことができ、

成長していくことで恩返しをしていこうと前向きな気持ちになる。

 

私が選手時代に読んだ際、グッと来た以下の3つのポイントに絞り、

現状に不満を感じている時の乗り越え方をご紹介させていただこうと思います!

 

★3つのポイント

①感謝の気持ち

②ミスに対する考え方

③コミュニケーション

①感謝の気持ち

インテルという素晴らしいチームでプレーできているということも大きいけれど、

毎日の暮らしを送っている中でも、「幸せだなあ」と感じられることばかりだ。

もちろん辛いと感じられるようなこともあれば、落ち込むこともある。

でもそういう経験をできていることも含めて、自分は幸せなのだと実感する。

ただ、人間はわがままなもので、その状態に慣れてくると、それが普通だという感覚になり、

自分が幸せだということを忘れてしまいがちになる面もある。

普通に生活できているだけで幸せなのに、そういうことを忘れて、

自分がどれだけ苦しんでいるかと、不幸の数ばかりを数える人は多いだろう。

そうではなく、目の前にある幸せの数をかぞえていく方がずっといい。-上昇志向より引用

 

プロの世界では、選手が皆、平等な待遇ではなく、

1人1人違います。

 

私は選手時代、海外でプレーしていた経験があります。

 

当時、私は他の日本人選手に比べ、試合にも出て、

結果も出して、チームに貢献している自負がありました。

 

しかし、

私に与えられていた待遇は、

周りの選手と比較して、

最も低い待遇でした。

 

当時は、本当に不満ばかり口にしていました。

 

何度もチームとも話し合い、

少しの間、練習をボイコットしたこともありました。

 

まさに、長友選手の言葉通り、

『自分は可哀そう。』という心境で、

不幸ばかりを数えていました。

 

でもよくよく考えていくと、

幸せに感じることの方が圧倒的に多いことに気が付けました。

 

・選手として成長していくことが最優先の時期において、

信頼して試合に出してもらえている。

 

・毎日、ご飯を用意してくれている。

 

・何かのイベントには必ず連れて行ってくれる。

 

・何よりも、自分を選んでくれた。

そして、海外でプレーする経験をさせてくれている。

 

幸せに感じることの方が圧倒的に多いにも関わらず、

少しの不満に目が行ってしまい、

愚痴ばかりこぼしている自分に気が付くことが出来ました。

 

きっと、私が逆の立場、

”試合には出してもらえないけど、待遇は良い。”

という状態だったとしたら、

『試合に出してくれ!』と、

結局、不満ばかり言っていたはずです。

 

今の環境に不満を感じているのであれば、

今の環境に感じる良い面と悪い面をそれぞれ紙に書き出してみてください。

 

きっと、悪い方に関しては常日頃考えているのでパッと浮かぶと思いますが、

きっと自分が考えていたよりも多くの良い面もあることにも気が付けるでしょう。

 

多くの人に支えられていることに気が付き、感謝の気持ちを持てている人は、

その人たちにどういう恩返しができるかということをいつも考えている。

そう考えていると、いつも前向きに努力をしようと思える。-上昇志向より引用

 

こうして当たり前ではない感謝すべきことに目を向けられるようになると、

今度は自然とどうやって恩返しをしていくかを考えるられるようになり、

前向きに努力していこうという気持ちになることができ、

どんどん良い循環が生まれていきます。

②ミスに対する考え方

明治大学時代にを長友選手を指導していた監督が、

長友選手の一番の武器は、「同じミスを繰り返さない知性」だと言っていたそうです。

ミスをしたら、まずはそれを受け入れる。

 

そして、”何が原因なのか、どうすれば同じミスを繰り返さないで済むか”

考えていくことが成長に繋がる。

 

『ミス=成長のヒント=歓迎すべきもの』

長友選手はミスに対してこのように考えているので、

ミスを恐れずに積極的にチャレンジしていくことが出来るそうです。

 

僕が代表に入ったばかりの頃、緊張してガチガチになっていると、

「ミスなんてやって当たり前なんだから、ミスを恐れず、自分のやりたいようにやればいい」と声を掛けてくれた。

-日本代表 遠藤保仁選手の言葉 上昇思考より引用

「ネガティブな考え方は全て捨てて、どんな時でもポジティブな思考で、前を見ていること。

そうしていれば心も身体も癒される」

「負けが続いていて、いいことがないような時でも、いっぱい笑って、

いまを楽しむことだ。笑顔は全てを救ってくれる」

「良いこともあれば悪いこともあるのは当たり前だから、何事も楽しむことが大切だ。」

-イタリア代表 サネッティ選手の言葉 上昇思考より引用

サッカーを楽しむ上で、主体性を持てるかどうかはとても重要だと思います。

 

ただ、チャレンジしようとしたときに、

『監督に怒られそうだなぁ...』

『チームメイトに嫌われるかもなぁ...』などと、

リスクの方へ目が向いてしまいがちでした。

 

長友選手のようにミスを恐れずにチャレンジしていくことで、

サッカーの楽しさを改めて思い出すことが出来ました。

③コミュニケーション

・良いプレーの為には、早くチームに「馴染む」こと-上昇志向より引用

これは、サッカーのみではなく、会社など全ての組織で言えることでしょう。

良い関係を築く為のコミュニケーションにおいて最も大切なことは、

『笑顔』であると長友選手は述べています。

 

ただ、いくらコチラが笑顔で接していても、

なかなか好きになれない、感じの良くない人もいるかと思います

 

そのような時に、

長友選手は『まず、相手を好きになること』を意識しているようです。

監督や上司はまず好きになる-人を好きになれば、

その人の言うことがすうっと心の中に入っていって、よく理解できる。

その人を好きか嫌いかによって、

その言葉をしっかりと受け止められるかはまるで違ってくるはずだ。-上昇志向より引用

”自分に対して嫌味なことを言ってくる人に対しても、

「一生懸命いろいろ言ってくれて、ありがたいな」くらいの感覚で捉える。

 

その人のことを小馬鹿にするという姿勢ではなく、

”そういう憎めないキャラクターだと思って、

少しずつでも好きになっていくようにしている”

 

ということを意識しているそうです。

 

今の環境に苦手な人や嫌な人がいる方は、

まずは、その人のことを好きだと思ってみてください。

そうすることで、

その人のことが好きになれそうな良い部分がきっと見つかるはずです!

 

さらに長友選手のすごいところは、

こういう接し方をするのが年上の選手や監督だけではないというところです。

新しい人が入ってきたときにでも、まずはリスペクトしようとすることが大切。

誰が上でも下でもない。

上から目線にならずに、誰に対しても相手を尊重して臨みたい。

そうすれば自然と関係は良くなっていく。ー上昇志向より引用

確かに、選手を引退して、

社会を見渡しても、

部下に横柄な態度を取っている人で出世している人を見たことはありません。

 

その他にも、コミュニケーションの中で意識していることとして、

『人の話を聞くということ』を挙げていました。

上手くいっている時、調子がいいときには特にそう、そんな時にこそ謙虚になって、人のアドバイスに耳を傾けるのがいいはずだ。物事がいい方向に進んでいると、自信過剰になって、人の話を聞こうとしなくなることがある。

そういうときは、つい現状に満足しがちになるものなので、自分の過ちや弱点に目を向けなくなってしまう。そうならないように、いろんな意見を聞くことで初心を取り戻し、向上心を強くしていきたい。ー上昇志向より引用

確かに、物事が上手く進み結果が出始めると、どうしても

 

『自分はもう仕事がこなせる、人に教わることはない』

 

という気持ちになってしまいがちです。

 

ですが、そういう時にこそ、人の話に耳を傾けることで、

初心を思い出すことが出来、さらに成長していくことが出来るということです。

 


 

以上、

 

現状に不満を感じている時の乗り越え方として、

私が選手時代に参考にしていた3つのポイント、

 

①感謝の気持ち

②ミスに対する考え方

③コミュニケーション

 

のご紹介でした。

 

革新的な内容ではなく、

当たり前かもしれないけれど、

ほとんどの人が忘れてしまいがちな大切な心構えを、

経験談をもとに説得力を持って、改めて教えてくれます。

この3つのポイント以外にも、大切な心構えがたくさん書かれているので、

『上昇思考』を読み終えた時には、あなたも

 

”今の環境の良い部分に目を向けて、当たり前ではないその環境に感謝の気持ちを持って、

ミスを恐れずに主体的に仕事に取り組み成長して、その環境へ恩返しをしよう!”

 

という、前向きな気持ちになることができると思います。

以上、また折を見て何度も読み返したい、

長友選手の人間力がたっぷり詰まった1冊、『上昇志向』のご紹介でした。

 

上昇思考幸せを感じるために大切なこと

posted with ヨメレバ

長友 佑都 角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-05-25

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